
一般社団法人 親子健康手帳普及協会は、
日本国内の自治体及び開発途上国に母子健康手帳を普及させ、国内外の育児環境を改善することを目的として、2012年に設立しました。
この母子健康手帳は、子どもの成長を20歳になるまで記録できる母子健康法に基づく母子健康手帳です。
アトピー性皮膚炎、小児喘息などの病歴、ワクチン接種履歴の記録などがあれば、
本人が大人になって、治療が必要になった時に、重要な情報となります。
また成長したこどもがこの手帳を手にとれば、保護者の育児の喜びや苦労を知ることができます。
これまで母子健康手帳を持っていない施設・乳児院の子どもたちに無償提供し、日本で母子健康手帳を受けとれない海外在住者のために販売してきました。
自治体での採用実績がある母子健康手帳です。
「20年をつづる母子健康手帳(※)」は「20年をつづる親と子の健康手帳」に生まれ変わりました。
※「20年をつづる母子健康手帳」は商標登録済み(商標登録第5931934)
生まれ変わった20年をつづる親と子の健康手帳 ここが違う!
6つの役割
「つづる」ことで心を落ち着かせる
子育て中は、思いもかけない出来事に遭遇します。
不安や焦りに駆られた時、手帳を開いて何かをつづろうとするうちに、気持ちは次第に落ち着いてくるものです。つづることにより、状況を客観的に把握し、適切な対応へと導きます。各ページの下部にある罫線はそのための欄です。
表紙裏にSOS欄、子どもとの接し方
表紙をめくると、かかりつけのお医者さんや専門機関の
連絡先を記入する欄があり、SOSを求める場所を確認しやすくしました。
また、子どもに対する接し方を年齢に応じて解説し、問題が深刻化する前に専門機関に
相談するように促しています。虐待予防や発達障害の早期療育につなげることができます
20年の既往症やワクチンの記録
アトピー性皮膚炎、小児喘息、熱性けいれん・・・。子どもの頃の既往症は、大人になって別の病気にかかった時に、治療方針を決める重要な情報です。ワクチン接種もスケジュール表に記録できるようにして、保護者が整理しやすくしています。
20年の記録は子どもの体の記録でもあります。
次世代につなぐ記録とメッセージ
子どもが成人して使い古した20年を記録した母子健康手帳(親と子の健康手帳)を手にした時、誕生前からの親の苦労や喜びを知ることができます。親に対して感謝するとともに、やがて成長した子どもが子を宿して育てることに対する尊厳を知ることになり、次世代につながっていきます。
時流に沿った情報を掲載
ゲーム障害、父親の役目、性教育、思春期の子どもに対する接し方などを記載しています。将来、起きおるかもしれない子どもの変化を知ることにより、親は心の準備ができます。
災害に対する備えを別冊編として追加
近い将来、大災害が起きるとされています。
妊産婦や赤ちゃんのための災害に対する備えと命を守るための事前の準備を紹介しています。具体的に非常用避難バックにいれるアイテムを紹介しています。